教師でなくても苛立つことが多い社会、時として保護者のトゲトゲしいもの言いに、落ち込んだり、腹が立つこともあるでしょう。でも、それは保護者の立場になってみると、むしろその要求は当然のことのように感じるかもしれません。エコロジカル・マップ(問題状況を見立てながら、解決の方向性を皆で話し合う)、ロールプレイ(ある保護者対応の場面を切り取って役割を演じてみる)を通して、教師の側が反省しなければいけないところ、譲ってはいけないところについて学びましょう。 保護者対応トラブルに遭遇した時に、教職員それぞれは本当にたくさんの情報を持っていますが、それらは共有されておらず、共通認識にも至っていないことで、対応が後手に回ります。同時に、渦中の担任教師が疲労困憊していくことも珍しくありません。ここでは対応が難しくなるケースの事案を、①具体的に図(エコロジカル・マップ)に描きながら、②トラブルの全体構造を把握し、③誰が何をすると事態の打開へとつながるかをみんなで一緒になって考えることで、トラブル解決や縮小化の自信をつけてもらうワークショップを、小グループで行います。
講師 小野田正利(大阪大学名誉教授)
日時 2023年11月25日(土)13:30~17:00 (受付13:00~)
会場 日本女子大学目白キャンパス
百二十年館 B1階 「JWUラーニング・コモンズかえで」
対象 現職教員,教育関係者,本学学生
定員 40人程度
お申込み:下の詳細プリントのQRコードまたはURLよりお申込みください。